タイトルが随分と偉そうですが、
そろそろ大学も開講することでは
ないでしょうか。
また、世情を反映してか、
心理学系学部の人気たるや
すさまじいものがあるようです。
実際、私が在学中(放送大学)、
臨床心理のスクーリングは
枠が他の科目よりずば抜けて多く
設定されていたにもかかわらず、
希望するコースを受講するのは
至難の業でした。
臨床と一言に言っても、
たかだか15時間程度の
スクーリングでこなせる量は知れています。
テーマも1つに絞り込むのがやっとなので
ヘタな鉄砲も数撃ちゃあたるの精神で
応募しないと単位が取れませんでした。
余談ですが、取れる単位数は1、
科目は「臨床心理」と一つにくくられていますが、
中身は担当の教官によって様々、
程度もレベルも充足度もまちまち。
これを「臨床心理」にまとめる、
放送大学のセンスを疑います。
しかも、ただでさえとりにくいスクーリング、
1度履修したスクーリング科目は
次回以降抽選の枠から外されます。
たとえ単位につながらなくても受講したい
内容の授業だってあるはずですが、
融通のきかないところに
通信制大学の限界を感じます。
前置きが長くなった。
ともかく、猫も杓子も、
老若男女に大もての心理学、
単なる知的好奇心から履修を考える人、
ブームだから、という人、
臨床心理士を目指す人、
必要に迫られてという人
(スクーリングで同席した
看護士・学校の先生方の多かったこと!)
様々な立場で興味を持たれた方に、
私が理解を得る上で大変役立った
書籍を1冊、ご紹介します。
この本は、おそらく様々な大学で
テキストとして採用されていると思われます。
賢明な選択でしょう。
所謂概論と呼ばれる本のスタイルとは
ちょっと違っていますので、
すでにいろんな本を読んでいる人は
一瞬戸惑うかもしれない。
心理学は、多岐に渡る学問ですので、
概論・入門が一番やりにくく
範囲が広く、難しいと思うのですが、
この概論で躓く人は多いと思います。
私は躓いた。
あと一歩、どうしても歩み寄れなくて
あがいていた時に読んだことも手伝って、
読了後の学習がスムーズに、楽に進んだことを
思い出します。
初学者、まったく始めて読む方には
もしかしたらふさわしくない書籍である可能性が
高いのですが、
ある程度知識があり、系統だった理解に
今ひとつ届かない人への踏み台、後押しになる
テキストの1つかと思います。
オススメ。
再び、余談。
心理学は日進月歩で変化する学問です。
私が学業を始めた4年ほど前、
愛着のパターンは3つとされていましたが、
一昨年辺りに改訂された教科書では
第4のパターンが追加されていました。
きっと真摯に勉学に励まれている方は
一般の書店の店頭に並んでいる押さえ所の本は
あらかたチェック・読了していることでしょう。
全ての本は買えませんから
図書館で借りることが大半でしょう。
その際、極力版が新しく、最近出版された
本を読むようにしてください。
あまりに古い本は、つっこみの材料に
したいというならともかく、
理解の一助どころか
時間の無駄以外の何者でもなくなる可能性が
大です。
もっとも、最近の動向にうるさい方なら、
のんびり翻訳を待たず、
原著にあたっていることでしょう。
心理学は海外依存率ほぼ100%の学問なので
英語は必須なんですよね。
読んでみると、案外楽しかったりしますよ。
(数ページ読んだだけで偉そうだな、自分)
ちなみに、私が心理学をやろうと思った
きっかけ本はこちら。
これまた大学の教科書(社会心理学)として
採用されていることでしょう。
この手の本は、最初の概論で心理学のおおかたの
おさらいがきちんとできるのがありがたい。
「あなた向けでしょう」と紹介してくれた
知人に感謝。
オススメ。
最近のコメント